こんにちは、立早ノノノです。
皆さんはMT4で過去のチャートを見たいと思った時、どうしていますか?
マウスでドラッグしたり「←」キーで動かしたりすることもできますが、昔になればなるほど面倒くさくなりますよね。
そこで今回は、過去の見たい時間帯のチャートへ一瞬でジャンプする方法をご紹介します。
とっても簡単なので、一度覚えれば日々の検証がグッと楽になりますよ。
過去のチャートを素早く簡単に表示させる方法
過去のチャートを表示させる手順は2つだけです。
- チャートの自動スクロールをオフにする
- チャートの左下をダブルクリックして見たい時間を打ち込む
チャートの自動スクロールをオフにする
MT4では、デフォルトでチャートが自動スクロールするようになっています。
このままだと過去チャートを見ようとしてもローソク足が動いた途端に先頭に戻されてしまうので、予めオフにしておきましょう。
右上にある緑の三角が書かれたボタンをクリックして、押し込まれていない状態にすればOKです。

チャートの左下をダブルクリックして時間を打ち込む
次に、チャートの左下にある、日付が書かれた部分をダブルクリックします。

すると、書き込むところが出てくるので、そこに見たい時間を打ち込みます。
打ち込むときは「2018/10/1/12:00」のように、「/」で区切りながら打ち込みましょう。

最後にエンターキーを押せば、打ち込んだ時間まで一瞬で移動してくれます。

これで完了です。
左下の日付をダブルクリックするというのは中々気づきにくい仕様ですが、一度覚えれば簡単に見たいチャートへ飛ぶことができるようになりますよ。
チャートは上位足→下位足の順番で見る
チャートを見て検証するときは、必ず上位足→下位足の順番で見ていくようにしましょう。
いきなり1分足で過去に飛んでも、その時間は上昇トレンドの途中なのか、はたまたレンジ相場の中なのか、といった情報がさっぱり分かりません。
また上位足になるほど、大口の資産家やスウィングトレーダーも含めた多くの人々の考えが反映されるようになるので、テクニカル分析がより効きやすくなる傾向にあります。
まずは大きな目線で流れをつかみ、その中でどんな動きをしていたのか詳細を調べるという順番で見た方が、相場の動きを理解しやすくなります。

ローソク足の終値にカーソルを合わせるとそのローソク足の情報が表示されるので、その時間を上で紹介した方法で打ち込んで飛ぶようにすると、下位足で見ても今どこにいるのか迷わずに済みますよ。

もっと過去を見たい時はヒストリカルデータをダウンロード
かなり昔のチャートを見ようとしても、MT4で記録されているデータには限りがあります。
1分足だと約2ヶ月分、1時間足でも約2年分が限界です。
そんな時は、過去数年分のチャートが詰ったヒストリカルデータをダウンロードしてMT4に導入することで、1分足でも数年前のチャートが見られるようになります。
ヒストリカルデータは基本的にEA(自動売買システム)のバックテスト(検証試験)で使われるものですが、過去チャートから学べることは多いので、勉強用にダウンロードしておくと良いでしょう。
「ツール」→「ヒストリーセンター」からダウンロードできるのですが、設定がちょっと大変なので、詳しい設定方法は別記事で紹介したいと思います。

それでは、日々のトレードも頑張りましょう。
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