こんにちは、立早ノノノです。
2月に入ってからグングン上昇していたドル円が、今日再び月足の下降トレンドラインまで上がってきました。
前回タッチしたときは見事に反転下落していきましたが、今回はどうなるでしょうか?
じっくり見定めてトレードしていこうと思います。
チャート分析 月足下降トレンドラインと110円の重なりで反転するか
今回の通貨ペアはUSD/JPYです。
1時間足で見てみると、赤い移動平均線(MA20)に支えられながら上昇するかなり勢いがある上昇トレンドとなっています。

日足を見ると分かりますが、ドル円にしては珍しく値動きの幅(ボラリティ)が大きいですね。

上昇チャネルの中でしっかりと安値を切り上げており目線は上のようにも見えますが、ここで下降トレンドラインに阻まれて下落すれば、高値の切り下げが起きて上目線の雰囲気が否定されるかもしれません。
4時間足を見てみると、上昇の強い勢いがたたってか、移動平均線からかなり離れてしまっています。

さらに110.000円という切りの良い価格ラインが月足の下降トレンドラインと重なっているので、多くの人がこの辺りでの売りを意識するはずです。
今はまだたどり着いたばかりなので本格的な下降に移るまでにはまだ何日かかかると思いますが、ロングポジションを保有しているトレーダーの利確注文があるはずなので、一時的な下落はあると思います。
今回はこの一時的な下落を狙って逆張りを仕掛けてみたいと思います。
エントリーポイント探し 買いの流れがなかなか止まらず
エントリーポイントを探すために15分足で詳しく見てみると、高値を切り下げるダブルトップを作って一度20pipsほど下がっています。

しかし黒い移動平均線(MA100)に支えられて再び大きく上昇してきましたね。
ここから上昇の勢いは一旦弱まり、高値圏でのレンジ相場に移ると考えています。
安値を付けてくれたので、109.780~110.000の間でトレードしていけば良さそうです。
110円付近まで上がれば買いポジションを持ってるトレーダーによる利益確定の売り注文がドッと入ると思うので、そこからの反転下落を狙って逆張りの売りを狙うことにします。
エントリーと損切り設定
時刻は深夜の1:30頃、109.986まで上昇し、陰線を付けて下がりだしたのでここで売りエントリー。

損切りは月足下降トレンドラインより上側の110.050に設定しました。
まだ高値・安値を切り上げているので売りではいるのはちょっと早かったかもしれませんが、既に夜も更けて今日の経済指標も出尽くしていますし、ここから固いラインを上抜くほどのエネルギーはもう無いのではないでしょうか?
それから時間は過ぎて時刻は次の日の朝9:00。

最初の下げで逃げ遅れた後は上昇をし続け、110円まで到達してしまいました。
トレンドラインにタッチしてからは建値まで下がってくれていますが、まだ上目線の雰囲気が続いているようなのでちょっと不安です。
これからお仕事で出かけますが、帰ってきたときにどうなっているでしょうか?
今夜は22:30から雇用統計なので、それまで動かない可能性もありますが、ちょっとこのままで様子を見たいと思います。
結果と反省
夜の22:00に仕事から帰り、雇用統計まで後30分という頃、チャートを見てみると大きく下げた後にすごい勢いで戻ってきていたので慌てて決済。

+11.0pipsで終了です。
そして迎えた22:30の雇用統計。初動は上昇したものの、月足下降トレンドラインと110円に見事に跳ね返されて下落していきました。

これで売り目線に方向性が決まったと考えたい所ですが、日足で見たときに下落が急すぎるように見えるもの気になります。

本格的な下降トレンドに移るのは、もう少し高値圏で揉み合った後になるかもしれませんね。
それでは次回もがんばりましょう。