こんにちは。立早ノノノです。
損切りって本当に難しいですね。
大きすぎれば損失がとんでもないことになりますし、小さすぎればちょっとした逆行ですぐに引っかかってしまいます。
私はエントリーの根拠になった押し目やラインの外側に置くことが多いのですが、それで絶対にうまくいくということはありません。
今回はそんな損切りで悔しい事があったので、記録の意味も込めて紹介します。
チャート分析
今回の通貨ペアはEUR/GBPです。
先日かなりの勢いで下落し、トレンドラインとサポートラインをブレイクしています。

今はまた上昇してきていますが、一度抜けたトレンドラインが壁となってまた下がり始めていますね。
日足を見てみると見事な三尊を作っており、意識されてたと見えるキレイなチャネルを下にブレイクしています。

雲の上辺に阻まれて下がってきていますし、上昇の流れが変わったと見ても良さそうです。
4時間足で見てみると、三尊の形がよく分かりますね。

ネックラインとなっていた水平線は0.90000というとてもキリが良い数字でもあり、かなり意識された重要なラインです。
それだけに、ブレイクした今は売りを狙える絶好のチャンスだと思われます。
「抜いて戻って反射して」の形にもなっていますし、タイミングによってはすぐにエントリーしても良いかもしれませんね。
エントリーと損切り設定
時刻は夜の21時頃、15分足を見てみると、トレンドラインで跳ね返されたローソク足が高値切り下げのダブルトップを作っていました。

ちょうどネックラインも下抜けていたのでそのまま売りでエントリー。
損切りは20pips上でダブルトップの上側の0.90120に設定しました。
行く先に壁のようなものも見当たりませんし、利益確定の指値は50pips先に設定しています。

私は見守ってるとハラハラしてつい弄くりたくなってしまうので、チャートを閉じて結果が出るまで待つ事にします。
結果と考察
次の朝、揉み合ったもののなんとか下がってきてるみたい、と思ってよく見ると既に損切りされていました。

どうやらエントリーしてすぐにグンッと上昇してちょんっと逆指値に触れていたみたいですね。これは悔しいです。
原因はAsk(買値)とBid(売値)の差、つまりスプレッドの大きさを意識できて無かったこと。
ローソク足が表しているのはBidなので、新たに買うときや売ってる時の決済価格はローソク足よりも上側になってしまいます。
海外FXのスプレッドは日本のFX会社に比べれば大きく、特にポンドが絡む通貨ペアは2~4pipsは開いていることが普通です。
なので今回のように、逆指値を高値のちょっと上くらいに設定していると、同じ高値まで戻ってきたときに逆指値に刺さってしまうことがあります。
MT4にはちゃんとAskラインも表示させる方法があるので、スプレッドの大きさを意識するためにも表示させておきましょう。
私も今回の事があってすぐに表示させました..
それでは、次回も頑張りましょう。