こんにちは、立早ノノノです。
私は普段、その時のトレンドに沿った押し目買いや戻り売りをよく狙っています。
ですが今回は、GBP/JPYが上位足で見える下降トレンドラインのすぐそばまできていたので、反転して下降すると考えて逆張りの売りトレードを狙ってみました。
このとき大事なのはどのスケールでチャートを見るか?ということですね。
下位足で見ると逆張りに見えるトレードが、上位足で見るとトレンドに沿った順張りトレードになったりします。
それでは実際のチャートで確認していきましょう。
チャート分析
今回の通貨ペアはGBP/JPYです。
時刻は朝の10時頃、朝からグングンと上昇している所ですね。

短期足で見てみると上昇トレンドの真っ最中ですが、少し引いて見ていると、高値安値を徐々に切り下げてきている事が分かります。
そして高値を結んで出来た下降トレンドラインがもう目前です。
4時間足を見てみると、上昇の流れが終わって、今は下降の流れに変わってきているように見えます。

一度黒い移動平均線(MA100)も下抜けていますし、相場の意識は下に向いていそうです。
そして日足です。こちらは明確な流れが出来てないので上下で判断するのは難しいですが、それならそれで横向き(レンジ)だと判断することができます。

移動平均線が横向きで雲とも交わっていますね。
こういうときは移動平均線を真ん中にしてウロウロと横ばいに進む事が多いので、移動平均線より上側にいる今なら、これから下降する可能性の方が高いと考えます。
という訳で、今回は下降トレンドラインに触れた後、反転して下降すると予想して、逆張りの売りトレードを狙うことにしました。
エントリーポイント探し
ここからは15分足で細かくエントリーのタイミングを図っていきます。
とはいえこの時はまだ朝の10時頃、グングン上昇中で下降トレンドラインにも届いていません。

実際にトレードするのは夕方以降、のヨーロッパ市場が開いた後になるでしょうね。
エントリーと損切り設定
そして時間は過ぎ去って時刻は夜の22時頃、上昇する角度が次第に浅くなっていき、下降トレンドラインにタッチして長めの陰線を付けた所で売りエントリー。

損切りは20pips上で下降トレンドラインの外側に設定しました。
利益確定の指値は前回最安値の134.000に設定しましたが、一晩で下がりきるとも思えないので、良さげな利確出来たらいいな位に思っています。

結果と反省
一晩明けて朝の9時頃、途中の134.5位でピタッと止まってしまったのでここで利確。

45pipsの勝利です。なんだか久々に勝てた気がしますね。
しかしその後も観察していると...

しっかりと指値付近まで下りていきました。いや~もったいない。
逆指値の倍以上は取れたので満足はしているのですが、悔しい気持ちはどうしても湧いてしまいますね。
特にダブルボトムなどといった上昇の兆しも無かったですし、こういう時に強い握力を思ってキープできると、より大きな利益を得られるようになるのでしょうね。
それはともかく、下降トレンドに沿った逆張りはうまくいきました。
この時気を付けることはトレンドラインにタッチしたからといってすぐにエントリーしない事です。
大抵はライン際でしばらく揉み合ってから方向が決まるので、すぐに売ったりすると強い戻しに巻き込まれてすぐに損切りになったりします。

ライン際では慌てずに、じっくり待ち続けることが大切ですよ。
それでは次回もがんばりましょう。